イオン、総菜製造に特化した加工センターを開設、愛知県で

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 イオンは9月5日、愛知県一宮市に総菜の製造に特化した「中部デリカセンター」を開設した。総菜の需要が高まっていることを受け、デリカセンターでイオン独自の商品を製造、愛知・岐阜・三重・静岡・長野の各県の総合スーパー「イオン」「イオンスタイル」計73店舗に供給する。中部エリアのグループ会社にも順次、供給を広げていく。

 生鮮加工センターを運営する子会社、イオンフードサプライ(千葉県船橋市)の「中部センター」内に併設した。生鮮加工センターで加工したひき肉を使ってデリカセンターでハンバーグを作るなど、併設の強みを生かして素材の鮮度にこだわった商品製造を行う。従来は委託先工場で製造していた総菜の一部も、デリカセンターで作る。

 9月6日にデリカセンターの第1弾商品として、「天むす」(6個入り、税込429円)、「11品目の炊き合わせ」(321円)を発売する。商品は200品目以上に増やしていく。

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