三井不動産は、マレーシアの首都クアラルンプールでショッピングセンター「ららぽーと」を開発する。6月20日、本体工事の起工式を実施、ナジブ首相などが出席した。2021年の開業を目指す。
「三井ショッピングパーク ららぽーとクアラルンプール(仮称)」は、クアラルンプール中心市街地の大規模複合開発「ブキッ・ビンタン シティ センター プロジェクト(BBCCプロジェクト)」の中核施設として開発、生活必需品から高級ブランドまで約300店舗のテナントが出店する予定。
BBCCプロジェクト全体の敷地面積は約7万8500平方メートル、ららぽーとの店舗面積は約8万2600平方メートル。
三井不動産は海外投資を強化しており、20年には中国・上海で、21年には台湾で「ららぽーと」を開業する予定。東南アジアでの「ららぽーと」出店はマレーシアが初となる。
マレーシアでは15年5月、空港敷地内にアウトレットモール「三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港 セパン」を開業している。