アスクルの個人向けインターネット通販「LOHACO（ロハコ）」の売り上げ減速が続いている。同社の発表によると５月の月次売上高は前年同月比27.9％減の21億9700万円だった。
今年2月に発生した物流センター火災で東日本での配送機能が低下、３月21日以降、注文受付時間を短縮するなどサービスを制限している影響が出ている。３月は47.0％減、４月は26.7％減で、売上高の大幅な減少は３ヵ月連続となった。
2017年５月期通期での売上高は18.8％増の390億円。上期（16年６月?11月）は37.2％増とハイペースで推移していたが、下期に失速した。
一方、BtoB事業の17年５月期の売上高は前期比4.5％増2670億円で、ロハコとの合計売上高は6.1％増の3060億円となった。