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【全国百貨店】4月の売上高は14ヵ月ぶりのプラス、0.7%増

 日本百貨店協会が発表した全国百貨店の4月の売上高は約4527億円で、既存店ベースでは前年同月比0.7%増だった。円安株高による資産効果で高額消費に一段と弾みがついたほか、日曜日が前年より1日多かったことも追い風となり、14ヵ月ぶりに前年実績を上回った。

 

 訪日外国人(インバウンド)向け売上高が22.9%増の221億円と過去最高を更新、全体をけん引した。国内向け売上高は0.2%減でわずかにマイナスとなった。

 

 商品別では、主力の衣料品は1.2%減だったものの、化粧品の好調が続く雑貨が7.2%増と伸びた。食料品も0.4%増と14ヵ月ぶりにプラスに転じた。

 

 地区別では、10大都市のうち札幌、仙台、横浜、大阪、福岡など6都市がプラス、地方都市も0.9%増と18ヵ月ぶりのプラスとなった。