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【トリドール】香港の中華麺店チェーンを買収、中国市場での事業を強化

 セルフうどん店「丸亀製麺」などを展開するトリドールホールディングスは5月15日、香港の中華麺店チェーン運営会社、ジョインテッド・ハート・ケイタリング・ホールディングス(JHCHL社)とその関連会社を買収すると発表した。2018年2月末をめどに全株式を取得する。取得額は非公表。

 

 JHCHL社は中国・雲南地方のスパイシーな麺を主力商品とする若者向けの飲食店を香港で展開、16年3月期の売上高は107億円、営業利益は17億円となっている(1香港ドル=15.49円換算)。

 

 トリドールは現地合弁会社を通じて、中国で「丸亀製麺」を約60店舗展開しているが、今後はJHCHL社の中華麺店と2本柱で中国市場での事業を強化していく。

 

 トリドールが同日発表した17年3月期の連結業績(国際会計基準)は、売上高に当たる売上収益が前期比6.5%増の1017億円、営業利益が1.3%減の86億円だった。