鮮魚店運営の魚力は5月8日、代表取締役副社長の山田雅之氏(53歳)が6月29日の株主総会後に社長に昇格する人事を内定した。中田雅明社長(59歳)は取締役相談役に退く。
山田氏は東京経済大学短期大学部を卒業後、魚力に入社。1997年取締役、2003年常務取締役などを経て、15年6月から現職。
なお、同社が発表した2017年3月期の連結業績は、売上高が前期比11.6%減の267億円、営業利益が26.4%減の10億円と減収減益だった。鮮魚消費の減少と、海外における魚食の拡大に伴う仕入価格の上昇などが響いた。18年3月期の連結業績については、売上高が5.7%増の283億円、営業利益が13.4%減の8億7000万円と増収減益を見込む。