オイシックス、料理代行サービス事業のベンチャーに投資、子会社化

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 食品宅配のオイシックスは4月14日、料理代行サービス事業を行うベンチャー企業、ふらりーと(東京都渋谷区)を完全子会社化すると発表した。13万件を超えるオイシックスの顧客データベースなどを生かし、同事業の拡大を目指す。

 ふらりーとは東京大学の学生、斉藤大斗氏(現在は休学中)が2015年に立ち上げた。16年5月から共働き世帯向けの料理代行事業を行っているが、今年5月からは主婦などが空き時間を利用して料理を代行するサービス「ごふぁん」を試験的に開始する予定で、今秋からの本格展開を目指している。3年後に月間流通総額1億円を目標とする。

 今回の投資は、オイシックスの投資部門、フードテックファンドが手がける第2号案件。第1号案件として同部門では、土壌の状態に応じて自動で水や堆肥を供給するシステムを開発したルートレック・ネットワークス(川崎市)に投資、事業・資本提携を結んだ。

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