ドトール・日レスホールディングス(HD)は4月14日、星野正則社長(57歳)が傘下のドトールコーヒー社長を兼務すると発表した。就任は同日付け。ドトールコーヒー社長だった鳥羽豊氏(53歳)は退任し、ドトール・日レスHDの取締役も退いた。
星野氏は1984年にドトールコーヒーに入社、2008年にドトール・日レスHDの社長に就任し、11年からドトールコーヒー会長を兼務していた。
同時に発表したドトール・日レスHDの17年2月期連結業績は、売上高が前期比1.7%増の1269億円、営業利益が11.1%増の105億円だった。ドトールコーヒーの既存店売上高は0.2%の微減だったが、主力の「ドトールコーヒーショップ」など53店舗(うち直営は19店舗)を新規出店した効果で増収を維持、販管費削減効果で2ケタの営業増益を達成した。日本レストランシステムは「星乃屋珈琲店」の出店拡大が業績に寄与した。
18年2月期の連結業績は、売上高が前期比3.2%増の1310億円、営業利益が4.8%増の110億円と増収増益を見込む。