メニュー

【セブンイレブン】チャージを1%減額、フランチャイズ加盟を促進

 セブン-イレブン・ジャパンは9月から加盟店オーナーに課すロイヤルティのチャージ率を1%減額する。大手コンビニエンストア3社の積極出店による競争激化や労働力不足によるアルバイト時給の上昇などが加盟店オーナーの経営を圧迫しており、チャージ率の引き下げで、経営を支援する。同社は年間約1600店舗ペースで新規出店を続けており、競合他社より高めの設定となっているチャージ率を下げることで、新規のフランチャイズ加盟を促す狙いもある。

 加盟店オーナーが本部に支払うロイヤルティのチャージ率は、土地・建物を自分で用意した場合(Aタイプ契約)で売上総利益に対して43%。本部が土地・建物を用意する場合(Cタイプ契約)は、さらに高くなる。

 今回のチャージ率引き下げで、セブン-イレブン本部が受け取るロイヤルティ収入は2018年2月期下期で約80億円減る見込み。