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【国分】中国の輸入食品卸を子会社化、日本食の販売を強化

 食品卸大手の国分グループ本社は4月4日、中国の輸入食品卸、深?市一番食品有限公司(広東省深?市)を子会社化することで合意したと発表した。深?市一番食品は広東省や四川省、山東省、上海市、北京市を中心に輸入食品の卸事業を展開している。国分は同社の販売網を生かして、日本製食品の販売を拡大する。また、国分と取引がある日本の食品メーカーの中国進出を支援する。

 

 国分は深?市一番食品に80%を出資し、董事長など3人の役員を派遣する。現在の董事長の楊岩氏は董事兼総経理として経営陣に残る。深?市一番食品の2016年12月期の売上高は、8600万元(約13億7600万円、1人民元=16円換算)だった。