三井不動産、海外初の「ららぽーと」を5月着工、上海で2020年開業

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 三井不動産は5月、中国・上海市で海外初となる「ららぽーと」ブランドの商業施設を着工する。店舗面積は約6万平方メートル、テナントは約200店舗で2020年の開業を予定する。

 経済特区として産業の集積が進み、商業・住宅の開発も盛んな自由貿易試験区金橋片区に地元企業が建設する建物の商業部分を借り上げる。約4万3000平方メートルの敷地に地下2階地上11階建てのビルが建設され、地下は駐車場、地上7?11階はオフィスとなる。地上1?6階(一部7階)を商業施設として三井不動産が運営する。

 三井不動産は2015年5月にマレーシアで、16年1月には台湾でアウトレットモールの「三井アウトレットパーク」を開設するなど、アジアで商業施設開発に積極的に投資している。21年には台湾とマレーシアで「ららぽーと」を開業する計画もある。

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