メニュー

【公取委】「ほっともっと」のプレナスに勧告、下請代金を不当減額

 公正取引委員会は3月2日、持ち帰り弁当店「ほっともっと」をフランチャイズ展開するプレナス(福岡市)が、食材の製造を委託している事業者に支払うべき下請け代金を不当に減額していたとして、下請法違反で勧告を行った。

 

 公取委によれば、2014年11月から16年10月までの間、「半期協賛金」や「ディスカウントキャンペーン協賛金」と称して下請け業者6社に支払うべき代金の一部を減額していた。また、販売が終了した弁当の食材を不当に返品していた。

 

 不当に減額した代金と不当返品した食材代金の合計は約3412万円。プレナスでは、この全額を3月3日に返金するとともに、社内研修を実施するなどして再発防止に努めるとしている。