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【国分グループ】国分晃氏が社長昇格、勘兵衛氏は会長兼CEOに

 食品卸大手の国分グループ本社は3月2日、副社長COO(最高執行責任者)の国分晃氏が社長COOに昇格する人事を発表した。3月31日開催予定の株主総会後に就任する。会長兼社長CEO(最高経営責任者)の国分勘兵衛氏は代表権のある会長兼CEOとなる。また、取締役専務執行役員の国分泰孝氏は取締役副社長に昇格し、引き続き国分ビジネスサポートと国分グローサーズチェーンを担当する。

 

 また、同日発表した2016年12月期の連結業績は売上高が前期比11.0%増の1兆8178億円、経常利益が10.2%減の79億円だった。大手コンビニエンスストアとの取引拡大でコンビニ業態向けの売上高が41.9%増の2106億円に伸びるなど、売り上げは好調だったが、粗利益率が低下した。

 

 商品部門別では、食品の売上高が20.3%増となる一方、全体の4割近くを占める酒類は1.5%減少した。