【マツキヨHD】傘下のマツキヨ社長にダイエー出身の大田貴雄氏

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 マツモトキヨシホールディングス(HD)は2月10日、中核事業会社であるマツモトキヨシの社長に副社長の大田貴雄氏(65歳)が4月1日付けで就任すると発表した。現社長の成田一夫氏(66歳)は代表権のある会長となり、マツキヨHDでは専務取締役から取締役副社長に昇格する。

 大田氏はダイエーのホームリビンググループ本部長を退任した後、スギ薬局で執行役員商品部長や代表取締役副社長を務めた経験がある。2014年にマツキヨ入社後は、専務取締役や副社長として営業統括・店舗開発統括などを歴任した

 マツキヨHDでは4月1日付けで持ち株会社としての機能を整理し、営業統括本部、戦略事業推進本部、管理本部、経営企画本部、内部統制統括室の5つに組織を再編する。営業統括本部長には常務取締役の松本貴志氏(41歳、マツモトキヨシ専務取締役を兼務)、戦略事業推進本部長には執行役員の大田氏(マツモトキヨシ社長を兼務)、管理本部長兼人事部長には執行役員の小部真吾氏(マツモトキヨシ取締役を兼務)、経営企画本部長兼経営企画部長には執行役員の石橋昭男氏(同)がそれぞれ就任する。なお、小部氏と石橋氏は6月下旬開催の定時株主総会で取締役に選任される予定。

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