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【大手百貨店】1月の売上高は上場4社のうち3社がプラス

 上場百貨店グループが発表した1月の百貨店事業売上高(速報、単体・既存店ベース)は、4社のうち三越伊勢丹を除く3社が前年同月比プラスだった。

 

 株高による資産効果やインバウンド需要の復調で海外高級ブランドや宝飾品などの高額商品、化粧品などが伸びた。髙島屋は前年同月比0.7%増、大丸松坂屋百貨店は0.8%増で3ヵ月連続のプラス、旗艦店の阪急うめだ本店が好調だった阪急阪神百貨店は1.6%増と最も伸びが高く、2ヵ月連続のプラスとなった。

 

 一方、三越伊勢丹は伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店の苦戦が続いており、0.2%のマイナス。前年実績割れは11ヵ月連続となった。インバウンド効果で三越銀座店は4.2%のプラスだった。