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【コンビニ売上高】16年の既存店は0.5%増収、2年連続のプラス

 日本フランチャイズチェーン協会が発表した2016年の主要コンビニエンスストアの年間売上高は10兆5722億円で全店ベースでは前年比3.6%増、既存店ベースでは0.5%増だった。

 

 既存店ベースでのプラスは15年(0.9%増)に続いて2年連続。客数は0.5%減で2年ぶりのマイナスとなったが、コーヒーや揚げ物などのカウンター商材や弁当、総菜、デザートなどが好調で客単価が0.9%増の605.6円と3年連続のプラスとなった。

 

 店舗数は前年より1497店増えて5万4501店(2.8%増)となった。

 

 同時に発表した16年12月の売上高は既存店ベースで前年同月比0.5%増で、3ヵ月続けて前年実績を上回った。既存店の客数は0.9%減で10ヵ月連続のマイナスだったが、客単価が1.4%増と21ヵ月連続で増加した。

 

 大手コンビニの既存店売上高は、セブン−イレブン・ジャパンが2.9%増で53ヵ月連続のプラス、ローソンは横ばい、ファミリーマートが運営する「ファミリーマート」が0.2%増で3ヵ月ぶりのプラス、「サークルK」「サンクス」は5.2%減だった。