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【米7イレブン】ドローンでの自動宅配、ネバダ州で77件完了

 米コンビニエンスストア最大手の7-イレブン(テキサス州)とベンチャー企業のフラーティ社(Flirtey、ネバダ州)はドローン(小型無人機)を使って77件の自動宅配を完了した。

 

 両社は2016年7月にドローンによる宅配の実験に成功したが、同年11月に週末の定期サービスとしてネバダ州レノの1店舗でドローン宅配を実施。12世帯から延べ77件の注文を受け、ドローンで顧客の自宅まで届けた。

 

 専用アプリを使って注文を受けた食品・飲料、一般用医薬品などをすべて注文から10分以内で届けたという。ドローンは専用の配送箱に商品を搭載して店舗を出発、自動操縦で顧客宅まで着くと低空でホバリングし、配送箱をロープで吊り下ろす。顧客は商品の出荷や到着を専用アプリで確認することができる。

 

 両社は2017年中にドローン宅配のサービス対象地域を広げていく予定だ。