食品スーパー大手のヤオコー（埼玉県川越市）は12月12日、同業のエイヴイ（神奈川県横須賀市）とその関係会社であるエイヴイ開発（同）の株主から全株式を取得する契約を結んだ。
同社は10月10日、エイヴイを完全子会社化することで基本合意したと発表していた。株式の取得額は約115億円。2017年４月３日付けで取得する予定だ。
エイヴイは「ave（エイビイ）」の店名で神奈川県に９店舗、東京都で１店舗を運営、2016年３月期の売上高は483億円、営業利益は22億円だった。
埼玉県を地盤に150店舗を展開するヤオコーは、東京都西部や神奈川県への出店を増やしており、エイヴイを傘下に収めることで店舗網の強化を図る。