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ドンキホーテHD、労基法違反で罰金50万円納付、社員は不起訴処分

 ドンキホーテホールディングス(HD)傘下のドン・キホーテは東京労働局から労働基準法違反の容疑で書類送検されていた件で、東京簡易裁判所からの略式命令に基づき11月9日、罰金50万円を納付した。

 同社と社員8人は今年1月に書類送検されたが、社員に関してはいずれも不起訴処分となった。

 報道などによるとドン・キホーテは2014年10月から15年4月にかけて、都内の3店舗で従業員に違法な長時間残業をさせた。

 ドンキホーテHDは東京労働局の指導のもと15年6月に長時間労働の原因調査と店舗運営や営業時間、人員配置などの見直しを行い、同10月以降、違法状態は解消したとしている。