ディスカウントストアのミスターマックス（福岡市）は９月12日、熊本地震による建物被害など９億8000万円を2016年７～９月期に特別損失として計上すると発表した。
同社は16年４～６月期で商品被害など１億4900万円の損失を計上しており、地震による災害損失は累計で11億3000万円となる見込みだ。
一方、地震保険の保険金13億円を特別利益として計上することから、16年４～９月期の純利益は従来予想を１億円上回り、前年同期比18.3％増の７億1000万円となる見通し。売上高に当たる営業収益（603億5000万円）と営業利益（９億円）は従来予想から変わらない。