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【コナカ】今期営業利益を23億円に下方修正、クールビズ商品が不振

 紳士服専門店のコナカ(横浜市)は9月9日、2016年9月期の連結営業利益が前期比5.0%増の23億3300万円になりそうだと発表した。従来は44.0%増の32億円を見込んでいた。

 

 主力のスーツは堅調で今期の既存店売上高は8月までの累計で前年同期比1.3%増と前年実績を上回っているが、夏場のクールビズ関連商品が不振で8月は6.1%減と失速した。子会社のフィットハウスで婦人靴の販売が苦戦したほか、フランチャイズ加盟して運営している外食部門で事業の見直しを進めたことも減収につながった。通期の売上高は0.5%増の694億円と従来予想から28億円余り引き下げた。

 

 また、不振店舗の減損損失やデリバティブ評価損などを計上することから、純利益は83.1%減の2億1600万円と大幅な減益となりそう。従来は41.0%の増益を見込んでいた。