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【名目賃金】7月は1.4%増、ボーナス支給増え2ヵ月連続のプラス

 厚生労働省が発表した7月の毎月勤労統計調査(速報)によると、従業員1人当たりの現金給与総額(名目賃金)は37万3808円で前年同月比1.4%増だった。所定内給与は0.4%増の24万1518円と小幅な伸びだったが、ボーナスなど「特別に支払われた給与」が4.2%増の11万3150円と高い伸びを示した。名目賃金の伸びがプラスとなるのは2ヵ月連続。

 

 名目賃金を就業形態別にみると、一般労働者は1.4%増の49万2066円、パートタイム労働者は0.6%減の10万2069円だった。

 

 物価変動の影響を除く実質賃金は2.0%増で6ヵ月連続増加した。物価の下落が実質賃金を押し上げる格好となっている。