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【セブンイレブン】販売期限切れの弁当など飼料にリサイクル

 セブン-イレブン・ジャパンは東京都と埼玉県の一部店舗(約1300店)で、販売期限切れとなった弁当や総菜などの商品を鶏の飼料としてリサイクルする仕組みを確立、8月から運用を始めた。

 販売期限切れとなって廃棄される商品を店舗から回収し、食品リサイクル事業者のアルフォ(東京都千代田区)がフライドミール(配合飼料原料)に加工、配合飼料製造のフィード・ワン(横浜市)がフライドミールを含む配合飼料をつくり、指定の養鶏場で鶏の飼料として使用する。養鶏場で生産されたタマゴは、セブンイレブンの専用工場であるわらべや日洋浦和工場(埼玉県浦和市)でチルド弁当の原材料として使う。

 店舗から出た食品残さを堆肥化して自社農場で野菜の生産に使い、収穫した野菜を店舗で販売する循環型農業は、同じセブン&アイ・グループのイトーヨーカ堂などが行っている。