【消費支出】 5月は実質1.1%減、食料支出は1.2%増加

2016/07/06 00:00
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 総務省が発表した5月の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は1世帯当たり28万1827円で物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同月比1.1%の減少となった。マイナスは3ヵ月連続、うるう年効果で伸びた2月を除くと8ヵ月連続の減少となった。

 

 主要項目別では、「食料」は弁当や冷凍調理食品などの支出が増えて1.2%増と2ヵ月連続のプラス、「被服及び履物」(3.0%増)が10ヵ月ぶりのプラス、「交通・通信」(4.7%増)が3ヵ月ぶりのプラスとなる一歩で、「教育」(10.5%減)や「住居」(4.9%減)、「教養娯楽」(0.8%減)が落ち込んだ。

 

 勤労者(サラリーマン)世帯の1世帯当たりの実質収入は42万6805円で、0.3%減と3ヵ月ぶりに減少した。支出も2.8%減で2ヵ月ぶりにマイナスに転じた。

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