高島屋京都店の増床区画に専門店ゾーン、23年秋オープン

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「京都高島屋 S.C.」の全景
百貨店と専門店からなる商業施設「京都高島屋S.C.」の全景

 高島屋は2023年秋、京都店(京都市下京区)の隣接地で増床工事中の区画を専門店ゾーンとしてオープンする。これにより、百貨店と専門店からなる商業施設「京都高島屋S.C.」が誕生する。

 専門店ゾーンとなる建物は地下1階地上7階で、全フロアで百貨店と接続する。専門店ゾーンの営業面積は約1万3000㎡。百貨店と合わせた京都高島屋S.C.全体の営業面積は、約6万5000㎡となる。

 専門店ゾーンのテナント誘致と管理・運営は、高島屋子会社の東神開発(東京都世田谷区)が行う。東神開発は、「玉川高島屋S・C」(同)や「日本橋高島屋S.C.」(東京都中央区)などの商業施設を運営してきた実績がある。

 専門店ゾーンのテナントとしては、東神開発とカルチュア・コンビニエンス・クラブの合弁会社TTC LIFESTYLEが運営する「京都 蔦屋書店」が出店する。TTCの店舗展開としては、第1号となる。その他の出店テナントについては、23年春をめどに発表する予定。

 高島屋京都店は1950年に開業、増築や改装を繰り返しながら繁華街の四条河原町で営業を続けてきた。2015〜16年には食料品売場や化粧品売場の改装を行った。

「京都高島屋 S.C.」の専門店ゾーンに出店する「蔦屋書店」の店舗イメージ
東神開発とカルチュア・コンビニエンス・クラブの合弁会社が、専門店ゾーンで「蔦屋書店」を運営する

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