アクシアルリテイリング、営業利益は28%増の85億円、山崎会長が退任

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 食品スーパーの原信、ナルス、フレッセイを傘下に持つアクシアルリテイリング(新潟県長岡市)が発表した2016年3月期の連結業績は、売上高が前期比5.2%増の2237億円、営業利益が28.2%増の85億円だった。

 買い上げ点数は減ったものの1品単価が向上したことで客単価が伸び、客数も前年を上回ったため、既存店売上高は2.3%増と堅調だった。グループ全体で諸経費の見直しなどコスト削減を進めたことで、スーパーマーケット事業の営業利益率も改善した。

 17年3月期は前期より1店舗多い4店舗を出店する予定で、連結業績は売上高が1.5%増の2270億円、営業利益が1.8%増の87億円を見込む。

 なお、ナルス会長でアクシアルの代表取締役会長を兼務する山崎軍太郎氏(66歳)が6月24日の株主総会を経て、相談役に退く。これによりアクシアルで代表権を持つのは原和彦社長(49歳、原信社長を兼務)と植木威行副社長(45歳、フレッセイ社長を兼務)の2人となる。 

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