ユニクロ売上高、9月は11.0%増 気温低下で秋冬物が好調

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ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の9月の売上高(Eコマースを含む)は、既存店ベースで前年同月比11.0%増だった。(i-stock/TonyBaggett)

 ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の9月の売上高(Eコマースを含む)は、既存店ベースで前年同月比11.0%増だった。月後半に気温が低下したことで、秋冬商品の販売が好調だった。

 8月の14.9%増は下回ったものの、3カ月連続で前年比プラスとなった。客数は2.9%減少したが、客単価が14.4%増と大きく伸びた。

 他のカジュアル衣料専門店では、ワークマンの9月の既存店売上高が1.2%減で2カ月連続のマイナスとなった。台風の影響でレインウエアやシューズなどは売上を伸ばしたが、秋冬商品が低調だった。2023年3月期上半期(22年4〜9月)の既存店売上高は5.2%増と前年実績を上回った。

 しまむらの主力業態「ファッションセンターしまむら」の9月の売上高は、既存店ベースで2.9%減と、3カ月ぶりのマイナスだった。台風の影響で客数が減少したほか、長袖Tシャツやブラウスなど秋物商品の動き出しが鈍かった。

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