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【イオン】 3副社長体制に、執行役3人を入れ替え

 イオンは3月1日付けで新たに2人を副社長に昇格させた。代表権を持つ取締役兼執行役副社長グループCOO(最高執行責任者)の森美樹氏を含めて3人の副社長が取締役兼代表執行役グループCEO(最高経営責任者)の岡田元也氏を支える体制となる。

 副社長に昇格したのはイオンフィナンシャルサービス社長の山下昭典氏、イオン執行役財務担当兼国際事業担当だった若生信弥氏の2人。山下氏はイオン財務担当とイオンリテール代表取締役会長を兼務、引き続きイオンフィナンシャルサービスの社長も務める。若生氏は経営企画担当と国際事業担当、IT改革担当、電子マネー事業責任者を兼務する。

 山下氏のほか、イオンモール代表取締役社長の吉田昭夫氏とダイエー取締役専務執行役員だった西松正人氏が新任の執行役となり、吉田氏はイオンモール社長と兼務でディベロッパー事業担当を、西松氏は経営管理担当を務める。

 また、副社長グループCOOの森氏はダイエーとイオン九州の代表取締役会長を兼務(イオン九州では5月開催予定の株主総会後に正式就任)、子会社の収益力強化を急ぐ。

 執行役デジタル事業担当だったジェリー・ブラック氏は、海外渉外担当兼イオンリテール取締役執行役員副社長としてオムニチャネル事業を推進、経営企画担当だった山梨広一氏、管理担当だった堤唯見氏を含む3人は5月の株主総会でイオン執行役を退く。