イオンは災害時に防災拠点となるショッピングセンター(SC)を2020年までに100ヵ所に増やす計画を明らかにした。既存のSCに自家発電設備を整えるなどして、大規模災害の発生時には避難した住民などを受け入れる。
こうした拠点整備は現在、27ヵ所のSCで完了している。東日本大震災からまもなく5年が経過するのを機に、新たな取り組みの一つとして防災拠点の整備を進めていく。
イオンはまた、東北の地場産業創生などへの支援として、グループ全体で東北産品の販売拡大を図り、18年までに2000品目、1000億円を目指す計画も発表した。3月4~6日には東北と関東にあるグループの総合スーパーなでで東北産品を販売する「にぎわい東北フェア」を開く。