ローソン子会社の成城石井、東京証券取引所に株式上場を申請

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成城石井のロゴマーク
ローソンは9月9日、完全子会社の成城石井(横浜市)が東京証券取引所への株式上場を申請したと発表した。〔写真説明〕成城石井のロゴマーク

 ローソンは9月9日、完全子会社の成城石井(横浜市)が東京証券取引所への株式上場を申請したと発表した。上場後もローソン子会社に留まるかどうかは未定。

 成城石井は高級スーパーを展開しており、2022年2月期の営業総収入は前期比5.5%増の1092億円、営業利益は8.1%増の119億円だった。ローソンの主力事業であるコンビニ事業がコロナ禍で低迷するなか、堅調な業績を上げて連結決算に貢献している。店舗数は22年5月末時点で171店舗(直営のみ)となっている。

 成城石井は1927年、東京都世田谷区で創業。2004年に外食のレックス・ホールディングス(現レインズインターナショナル)の子会社となった後、11年に三菱商事系の丸の内キャピタルに売却され、14年にローソンが完全子会社化した。

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