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千趣会、星野常務が社長に昇格、1月1日付け

 通信販売大手の千趣会(大阪市)は12月4日の取締役会で星野裕幸常務(56歳)の社長昇格を決めた。就任は1月1日付け。

 田辺道夫社長(69歳)は退任、3月30日開催予定の株主総会後に取締役も退く。

 星野氏は1982年明治大学卒業後、同年千趣会に入社、2006年執行役員、09年取締役に就任。現在は常務取締役執行役員として管理部門を担当するほか、経営企画本部長と販売企画本部長を兼ねる。

 通信販売業界では千趣会などのカタログ通販企業は、新興のインターネット通販企業に押されている。千趣会は2015年4月、J.フロントリテイリングと資本・業務提携し、同社の持ち分法適用会社となった。7月からは大丸松坂屋百貨店と一部プライベートブランド商品を相互供給するなどしている。