日本チェーンストア協会が発表した10月の全国スーパーの売上高は、既存店ベースで前年同月比2.8%増と7ヵ月連続で前年実績を上回った。伸び率は9月(2.9%増)と同水準だった。
主力の食料品は3.5%増で相場高の農産品(8.1%増)と総菜(6.7%増)が特に好調だった。月前半の気温低下で秋冬物商品の動きがよかった衣料品は4.5%増と、消費増税の反動があった4月、5月を除けば今年に入ってから最も高い伸び率となった。住居関連品も1.8%増とまずますの結果だった。
前年実績を上回るのは食料品が7ヵ月連続、衣料品と住関品は4ヵ月連続となった。
大手総合スーパーではイオンリテールが1.7%増で4ヵ月連続のプラス、イトーヨーカ堂が7.2%増で2ヵ月ぶりのプラス、ユニーが1.8%増で7ヵ月連続のプラスだった。