【ヤオコー】 4~9月期の営業利益は88億円、期初予想を上回る

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 食品スーパー大手のヤオコー(埼玉県川越市)が発表した2015年4~9月期の営業利益は88億8000万円だった。既存店売上高が6.8%増と好調で、期初予想の73億円を大きく上回った。

 

 ヤングファミリー層(子育て世代)の来店を促すEDLP(常時低価格販売)政策を拡大したことや生鮮部門と連携したデリカ(惣菜)部門の強化などが奏功し、既存店売上高は29ヵ月連続で前年実績を上回っている。

 

 同社は4月1日付けでデリカ子会社の三味を吸収合併して非連結決算に移行したが、前年同期との単純比較で営業利益は12.1%増となった。従来予想は7.9%減だった。

 

 16年3月期の業績については従来予想を据え置いた。売上高に当たる営業収益は前期比7.8%増の3190億円、営業利益は8.4%増の134億円を見込む。4~9月期の業績が好調だったことから、通期業績も予想を上回る可能性がある。

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