J.フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店は、仮想現実(VR)イベントに「バーチャル大丸・松坂屋」を出店し、「しろくまアイス」や「虹色ラムネ」「盛岡冷麺」「藁(わら)焼きカツオ」など季節のグルメ食品600点以上を販売する。
HIKKY(東京都渋谷区)が8月13日から28日に開催するVRイベント「バーチャルマーケット 2022 Summer」に出展する。大丸松坂屋百貨店が同イベントに出展するのは4度目。
イベント参加者はアバター(デジタル空間上の分身)でバーチャル大丸・松坂屋の店内を回り、食品3D(3次元)モデルを手に取って確かめたり、商品を購入したりできる。購入した商品は後日、自宅に配送される。
バーチャル店舗内では、大丸松坂屋百貨店の400年の歴史を紹介するアトラクションを実施。屋上にはビアガーデンや遊具を設置する。また、ギフト担当と菓子好きの社員がアバターとなって、店内での接客を担当する。
イベント主催者のHIKKYによると、「バーチャルマーケット 2022 Summer」には、JR西日本グループやみずほ銀行、セレクトショップのビームス、食品スーパーのベルク、ディスカウントストアのドン・キホーテなども出展する。