食品値上げ、年内2万品目突破が確実に 10月は6000品目超

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室
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スーパーで買い物をする人
5月頃までは小麦などの原材料価格の高騰を理由とする値上げが多かったが、足元では原油高による輸入・物流コスト、さらに急激な円安の進行を理由とした値上げが主流となっており、秋以降は再値上げ、再々値上げの動きも出ている。(i-stock/maroke)

 急速な円安の進行で、食品値上げの動きが加速している。帝国データバンクが主要食品・飲料メーカー105社を対象に価格改定動向を調査したところ、8月に2431品目の値上げが予定されており、年内に累計2万品目を突破するのが確実な情勢だ。

 7月までに値下げ済みの商品は8058品目で、7月31日時点で今後の値上げ予定が判明している食品を含めると年内の値上げは累計で1万8532品目、平均値上げ率は14%となっている。

 5月頃までは小麦などの原材料価格の高騰を理由とする値上げが多かったが、足元では原油高による輸入・物流コスト、さらに急激な円安の進行を理由とした値上げが主流となっており、秋以降は再値上げ、再々値上げの動きも出ている。

 7月31日時点で9月以降の値上げ予定が判明しているのは8043品目。特に10月に6305品目の値上げ計画が集中している。夏以降の値上げでは、値上げ幅も拡大している。

 主なカテゴリー別での値上げ品目を見ると、加工食品が7794品目(うち9月以降が2334品目)、調味料が4350品目(同2601品目)、酒類・飲料が3732品目(同2753品目)、菓子が1192品目(同257品目)、製粉などの原材料が526品目(同37品目)となっている。

主な食品分野 価格改定の動向
(帝国データバンク調べ)

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