アマゾンジャパン(東京都目黒区)は7月27日、2022年中にラストワンマイルの配送拠点となる「デリバリーステーション(DS)」を18カ所開設すると発表した。配送拠点の拡充により、新たに700万点以上の商品の翌日配送が可能になるという。
アマゾンのDSは、商品保管機能を持つ大型物流センター「フルフィルメントセンター(FC)」から出荷された荷物を配送ルート別に仕分けする通過型の配送拠点。アマゾンと契約する自営の物流業者などが、DSから顧客の自宅などへ商品を届ける。
3月以降、埼玉、岩手、青森、高知などの各県にDSを新設してきたが、7月から10月にかけて埼玉、東京、神奈川、長野、愛媛、熊本などでも順次開設する。これにより、青森、岩手、長野、香川、熊本など10県で「置き配指定サービス」が利用可能になる。
年内に18カ所を新設することで、日本国内のDSの数は45拠点以上になる。