メニュー

【全国百貨店】 7月の売上高は3.4%増、4ヵ月連続のプラス

 日本百貨店協会が発表した全国百貨店の7月の売上高は、既存店ベースで前年同月比3.4%増となり、4ヵ月連続で前年実績を上回った。今年は夏のセールの開始時期を7月に遅らせた店舗が多かったことから、6月の0.4%増に比べて伸び率が高かった。

 

 地区別では訪日外国人客の多い東京(7.2%増)、大阪(6.2%増)、名古屋(6.2%増)などの大都市が好調だった。10大都市では京都(5.3%減)だけがマイナスとなった。10大都市を除く地区は0.1%減とマイナスが続いた。

 

 商品別では、主力の衣料品が2.8%増。身のまわり品(8.5%増)や雑貨(15.6%増)も増勢が続いたが、衣料品に次いで売上規模が大きい食料品は1.0%減だった。