サイゼリヤ、堀埜社長が一身上の都合で退任 後任は松谷執行役員

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サイゼリヤは7月13日、堀埜一成社長(65歳)が8月31日付けで退任すると発表した。

 サイゼリヤは7月13日、堀埜一成社長(65歳)が8月31日付けで退任すると発表した。本人から一身上の都合で社長および取締役を辞任する申し出があったという。後任の社長には9月1日付けで、松谷秀治執行役員総務本部長(64歳)が昇格する。

 堀埜氏は2000年にサイゼリヤに入社、09年から創業者の正垣泰彦代表取締役会長(76歳)の下で社長を務めてきた。

 一方、松谷氏は1984年入社で、資材部長やマーチャンダイジング本部長、戦略インフラ本部長などを経て、2019年に執行役員就任。20年4月から総務本部長を務めている。社長に昇格後、11月29日開催予定の株主総会を経て、取締役に就任する予定だ。

 サイゼリヤが同日発表した2021年9月〜22年5月期の連結業績は、売上高が前年同期比12.6%増の1073億円、営業利益は10億円(前年同期は8億円の赤字)、純利益は4.8倍の65億円だった。新型コロナウイルス感染症の影響による行動制限や営業時間制限が緩和されたことで、客足が回復した。営業時間短縮に対する自治体からの協力金58億円を営業外収益に計上したことで、純利益が大きく伸びた。

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