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【上場大手百貨店】 7月の売上高は4ヵ月連続のプラス

 上場大手百貨店グループが発表した百貨店事業の7月の売上高(既存店ベース)は、4社揃って4ヵ月連続で前年比プラスとなった。

 

 三越伊勢丹は前年同月比5.1%増。訪日客が多い三越銀座店が27.1%増と大きく伸びたほか、伊勢丹新宿本店も7.6%増と堅調だった。商品別では前年に消費増税後の買い控えがあった時計・宝飾品などが伸びたほか、日傘やサングラスなど夏物の婦人雑貨が好調だった。

 

 大丸松坂屋百貨店は6.8%増だった。前年は6月にスタートした夏物セールを7月に遅らせた効果に加えて、訪日客向けに高級ブランドや宝飾品、化粧品がよく売れた。

 

 高島屋(単体)は7.1%増、阪急阪神百貨店は5.2%増だった。