小田急百貨店、自主編集の小型店2業態を単独出店、多店化へ

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 小田急百貨店は売り場を自主編集した小型店2業態の出店を始める。百貨店を補完する事業に育てるべく、多店化を視野に入れている。

 8月23日に東京都世田谷区の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」に雑貨店「デスク マイ スタイル」(売り場面積約65平方メートル)を、9月1日に神奈川県厚木市の「小田急本厚木ミロード」にサテライト店「小田急百貨店オアシスあつぎ」(同約360平方メートル)をそれぞれオープンする。

 「デスク マイ スタイル」はオフィスで働く女性が必要とする生活雑貨や文具、服飾雑貨などを取り扱うほか、菓子や紅茶など食料品も販売する。二子玉川の店舗では客層を広げるために紳士雑貨も品揃えする。同業態は2014年3月に小田急百貨店新宿店で実験的にスタート、その後、複数の駅ナカ商業施設に期間限定で出店しながら、ビジネスモデルを検証してきた。

 一方、「小田急百貨店オアシスあつぎ」は百貨店のサテライト店が一般的に取り扱う贈答用商品各種に加えて、婦人用の服飾雑貨も展開、物産店などを開催できる催事・イベント用のスペースも設ける。

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