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【小売業販売額】 6月は0.9%増、3ヵ月連続の増加

 経済産業省が発表した6月の商業動態統計(速報)によると、小売業販売額は前年同月比0.9%増の11兆4570億円だった。3ヵ月連続でプラスとなった。

 

 燃料小売業(10.7%減)や機械器具小売業(3.9%減)は不振だったが、新車販売が好調だった自動車小売業(8.0%増)や医薬品・化粧品小売業(5.1%増)、飲食料品小売業(3.1%増)などが伸びた。

 

 経産省は小売業の基調判断について、「一部に弱さがみられるものの横ばい圏」で推移しているとした。

 

 百貨店とスーパーを含む大型小売店は0.6%増の1兆6410億円で3ヵ月連続のプラス、既存店ベースでは0.3%減で3ヵ月ぶりのマイナスだった。

 

 コンビニエンスストアは4.6%増の9083億円、既存店ベースでは0.6%増で3ヵ月連続のプラスだった。