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【食品小売市場】 15年は1.5%増の36兆8221億円

 富士経済の調べによると、2015年の国内食品小売市場は前年比1.5%増の36兆8221億円となる見通しだ。

 

 主なチャネル別にみると、スーパーマーケット(SM)は、中食・総菜の好調で0.8%増の14兆2920億円となりそうだ。

 

 都市型の小型SMの出店などによる店舗数の増加も市場拡大につながるだろう。

 

 コンビニエンスストアは大手3社が積極的な出店を続けていることから、3.8%増の6兆5970億円となりそう。

 

 入れたてコーヒーやドーナツなど新たなカウンター商材も続伸に寄与しそうだ。

 

 一方、ドラッグストアの食品小売市場規模は7.5%増と大きく伸びて、1兆1752億円となる見込み。

 

 ドライ食品ばかりでなく近年は日配品、弁当・総菜など取り扱い品目を増やすドラッグストアが多いことが拡大要因となっている。

 

 富士経済では、小売店17チャネルと無店舗販売7チャネルを対象に生鮮品、加工食品、日配品、酒類など食品小売市場規模を調べた。