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【良品計画】 通期業績を上方修正、東アジア事業が好調で

 「無印良品」を展開する良品計画は7月8日、2016年2月期の連結業績予想を引き上げた。売上高に当たる営業収益は従来予想の2901億円から2960億円(前期比13.7%増)に、営業利益は300億円を320億円(34.2%増)にそれぞれ上方修正した。

 中華圏を中心にアジア地域の売上げが計画を大きく上回っているため。中国では店頭の在庫水準を引き上げたことで販売機会ロスが減り、客数が増加した。また、前年同期に海外各地域への春物衣料の納入が遅れ、売上げが低迷した反動もあった。

 同時に発表した2015年3~5月期の連結業績は、営業収益が前年同期比16.1%増の774億円、営業利益が44.1%増の95億円だった。東アジア地域の営業収益が68.7%増の193億円、営業利益が約2.7倍の38億円と大きく伸びて全体の業績を牽引した。