リオン・ドール、新潟の同業から食品スーパー8店舗を取得、移動販売事業なども

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リオンドール
買収によって新潟県内での店舗数は26店に増える

 福島県が地盤の食品スーパー、リオン・ドールコーポレーション(会津若松市)は、新潟県の同業のカワマツ(新潟市)から食品スーパー事業と移動販売事業、保育事業を取得する。

 カワマツは「にいつフードセンター」の名称で、食品スーパー8店舗を展開している。リオン・ドールは8店舗を取得することで、新潟県でのドミナント化を進める。取得後も「にいつフードセンター」の店名は変更しない。

 カワマツは介護事業と不動産賃貸業を新設する会社に移し、残った食品スーパー事業、移動販売のとくし丸事業および保育事業を9月をめどにリオン・ドールが取得する。

 リオン・ドールは福島県で43店、新潟県で18店、栃木県で8店、茨城県で1店の計70店の食品スーパーを展開している。このほか、「TSUTAYA」「ドトールコーヒーショップ」をフランチャイズ加盟店として運営するなどしており、グループの売上高は約600億円。2019年には栃木県で食品スーパー2店を運営する諏訪ストアを完全子会社化した。

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