イオンはグループのシネマコンプレックス(複合映画館)「イオンシネマ」を管理職研修の場として活用する。全国約30会場で同時開催、約1000人が参加する。
各会場をインターネット回線で結び、経営トップからのメッセージや有識者による講演を放映したり、研修テーマに沿った映画を鑑賞したりした後、参加者のディスカッションを行う。
研修テーマはダイバーシティ(多様性)経営で、国籍や性別、年齢などの違いに関わらず、多様な人材が活躍できる会社経営の必要性を理解してもらい、参画意識の向上を促す。6月11日に「社会環境の変化とイオンの変革」をテーマに第1回目の研修を実施、7月、9月、11月にも「介護」「育児」などをテーマに行う予定。
イオンはダイバーシティ経営の実現を目指し、グループの女性管理職を2016年までに30%、20年までに50%にする目標を掲げている。