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【サービス産業】 遊園地・テーマパークは10.2%の増収、14年度

 経済産業省がまとめた特定サービス産業動態統計によると、2014年度の売上高は個人向けサービス業9業種のうち7業種が前年度比でプラスとなった。

 

 特に好調だったのが遊園地・テーマパークで、売上高は前年度比10.2%増の6288億円と2年連続で2ケタの増収だった。消費増税に伴って入場料を引き上げる施設が多かったが、入場者数が4.8%増と落ちなかった。足元でも前年同月比で2月が32.5%増、3月が14.4%増と好調に推移しており、9ヵ月連続で前年実績を上回っている。

 

 趣味・娯楽関連のサービス業では、ゴルフ場の14年度の売上高が941億円で2.9%増、パチンコホールが4兆3618億円で2.2%増となる一方、ゴルフ練習場(2.0%減)とボウリング場(3.7%減)は減収だった。

 

 教養・生活関連の4業種(葬儀場、外国語会話教室、フィットネスクラブ、学習塾)の14年度の売上高は揃ってプラスで、語学ブームを背景に外国語会話教室が3.4%増と最も高い伸びを示した。