【良品計画】　松崎専務が社長昇格、金井社長は代表権のある会長に

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 「無印良品」を展開する良品計画は４月９日、松崎暁（さとる）専務取締役（61歳）が社長に昇格する人事を発表した。５月20日開催予定の株主総会後に正式就任する。金井政明社長（57歳）は代表権のある会長に就き、松井忠三会長（65歳）は退任する。

 松崎氏は1978年に西友ストアー（現・西友）に入社、2005年７月に良品計画に移り、執行役員や常務として海外事業を長く担当した。

 また、岡崎令執行役員衣服・雑貨部長（45歳）、山本祐樹執行役員MUJI Korea代表理事（43歳）、清水智販売部長（41歳）の３人が取締役に就任、取締役陣の若返りを図る。

 なお、同日発表した2015年２月期連結業績は、売上高に当たる営業収益が前期比18.0％増の2602億円、営業利益が14.0％増の238億円と２ケタの増収増益で過去最高益を更新した。中国を中心とするアジア地域事業が好調で、同事業の営業利益が約1.9倍の73億円となり、全体をけん引した。