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【スーパー大栄】 イズミから派遣の北山常務が社長昇格、中山社長は会長に

 北九州市が地盤の食品スーパー、スーパー大栄は4月1日付で北山茂樹常務(59歳)が社長に昇格する人事を決めた。

 

 中山勝彦社長(75歳)は代表権のない会長に退く。

 

 北山氏はイズミ(広島市)の出身で、イズミの子会社ゆめマート(熊本市)の社長を経て、14年2月にスーパー大栄に出向、営業本部長となった。

 

 イズミは15年2月、株式公開買付によってスーパー大栄への出資比率を約27%から約51%に引き上げ子会社化した。

 

 スーパー大栄は15年3月期に2期連続の最終赤字を見込むなど業績が低迷しており、今後はイズミ主導で経営の立て直しを図ることになる。