【すかいらーく】 持ち株会社に移行、15年中をめど
外食大手のすかいらーくは2月26日、2015年中をめどに持ち株会社に移行する方針を明らかにした。
同社は2006年9月にMBO(経営者が参画する買収)によって非上場化後、11年に米ベインキャピタルの傘下に入って事業の立て直しを進め、14年10月には8年ぶりに株式を上場、東証1部に復帰した。
主力のファミリーレストラン事業が好調で、15年12月期は約300店舗の改装と約50店舗の新規出店を計画するなど積極的な投資を進める。連結業績(国際会計基準)は売上高が前期比2.8%増の3495億円、営業利益は22.9%増の266億円を見込んでいる。
持ち株会社化によって傘下の事業会社の意志決定のスピードを速めると共に、M&A(買収・合併)を進めやすくする狙いなどがあるものとみられる。