東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)を運営するオリエンタルランドは、有期雇用の契約社員を4月1日付で新設する「テーマパークオペレーション職」に切り替え、無期雇用とすることを明らかにした。
待遇の改善や福利厚生の充実を図ることで、継続的に勤務してもらうのが狙い。対象となるのは「テーマパーク社員」と呼ばれる1年契約の社員で、アトラクションやショップ、レストランなどの運営に携わっている。現在、821人のテーマパーク社員がいる。
同社ではアルバイトについても処遇改善を進める方針。
労働需給逼迫で流通サービス業全体で人材確保が難しくなっており、大手を中心に雇用条件改善の動きが広がりそうだ。